資格によって異なる内容

セキュリティエンジニアとして働く際に持っておくと良いのが資格だ。いくつかの資格が用意されており、それぞれ内容が違うものなので知っておくべきだろう。

シスコ技術者認定には、CCNAというものがある。これは世界共通基準の認定資格なので、取得していると海外でも活躍できる。
主にネットワークエンジニアに対応する技能試験で、基礎的なネットワーク技術の証明になる資格だ。
ちなみにシスコ技術者認定は5段階のレベルが用意されており、CCNAは2段階目のアソシエイトというクラスだ。
また、CCNAには8種類に細かく分類されている。8つある種類の中には、Routing & Switchingというものがある。こちらインフラストラクチャサービスや管理などに関係する資格だ。

アイエスシースクエアはセキュリティ分野の世界的な資格だ。海外でも受けることができるが、日本だと日本語で受験が可能だ。合格すれば、セキュリティ分野において高い評価を受けることができる。
この資格は4つに分類されており、それぞれの分類によって内容が異なる。
用意されているものはクラウドサービスに関係するものからネットワークやシステム開発に関係するものまである。他にも政府や重要インフラに関係するセキュリティに対応するものもあるので、大規模なネットワークで活躍できる技術証明にもなるのが強みだ。
クラウドセキュリティに関しては、最低でもIT分野において5年の勤務経験や1年間のクラウドセキュリティ実務経験が必要になるので注意が必要だ。